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2021年新春 *棟方先生にインタビュー*

昨年末には、棟方先生へのご質問をお寄せいただきありがとうございました。

コロナ禍で迎えた新年ですが、日常を営む事実には変わりがありません。

難しい時代を如何に生きて行くかを観点に、みなさんのご関心の集まる二つのトピックを

取り上げさせていただきました。

 

インタビュアー(以下イ):棟方先生、明けましておめでとうございます

 

棟方先生(以下棟):はい、あけましておめでとうございます

 

イ:新春のインタビューにあたり、みなさんからいただいたご質問は、個人的な事と誰でも気になるような事に大別されましたが、その中でも、多くの方が気になりがちな質問をそれぞれ一つ取り上げて、お伺いしてみたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

棟:はい、よろしくです。(にっこり)

 

イ:まずは、ブログのコメント欄に質問をくださったにらちゃんさんは、亡くなられたお身内の方やおうちで飼われている動物さんたちの気持ちが気になるそうです。

にらちゃんさんだけでなく、大事な人を失うとやり切れず孤独を感じます。

生前の頃のような繋がりがあって欲しいと思ったり、守ってほしいと思いお祈りをする気持ちも

自然に湧いたりすると思います。

それは、生きる上での心の拠り所になっている部分があるかと思うのですが。

 

棟:そうですね。

 

イ:にらちゃんさんからいただいた質問は、三つありまして、一つ目は、「天に登られた方々は、この世から離れたあと、しばらくしたらこの世への身内の気持ちへも離れるのでしょうか」です。

確かに、仏教的な文化基盤を持つ日本ですと、49日であの世へいくんだよとか、お盆にご先祖さまが帰ってくるよと上の世代から教えてもらいますが、子供の時には、お盆で自分の会ったこともない、ひいおじいちゃんが帰ってきてるよと言われてずいぶん昔の人もまだ帰ってくるんだ~なんて思ったこともありますが。

この世を去った方々と生きている我々との繋がりはどうなるのでしょう。

 

棟:まず、亡くなると言うことは、人間的には悲しい出来事ですが、波動的に見ると、ご冥福という言葉があるように、いいことなのです。

 

イ:いいこと?なのですか??

 

棟:はい。

冥福の「冥」はあの世のことです。「福」はよいことですよね。

つまり、「あの世に帰れてよかったね」ということなのです。

人間が、この世で人生を全うし、もとのエネルギー体に戻るわけです。

「冥福」を得たエネルギー体は、人間界と次元が違いますので、人間的な気持ちや思考とは違います。しかし、波動的には、故人の思いや言葉を下ろすことはできます。

矛盾するように聞こえるかもしれないのですが、生きている人が望めば、エネルギー的にずっと繋がっていて、そこにメッセージを読み取ることができるのです。

 

そう言う意味では、故人はちゃんとこの世に生きる人を見守っています。

 

イ:確かに、矛盾するような気もしますが、なるほど。

亡くなった方との繋がりは、あまりにも強いと、もう会えないだけに苦しくもなりますが、

生きている側が望めば、と言う点からすると、自分が思い出した時にはそばにいてくれるんだと

元気付けられる気がします。

 

では、離れて欲しくないから、冥福を祈らないのではなく、積極的に冥福を祈って、あの世へ送り出した方が故人のためにも良いわけですね。

 

棟:そうですね。

悲しい気持ちはあるかもしれませんが、冥福を祈ってあげるのが良いでしょう。

 

イ:二つ目の質問は、「家で飼っている動物たちの気持ち等も波動で観ることは可能ですか」です。可能でしょうか?

 

棟:できます。

世の中には、波動師でなくても、動物の気持ちが分かる人っていますよね。

波動的にも動物と交信することは可能です。

 

以前、動物の気持ちを読める人が、飼っている犬が気をつけろって言ってるよ、と読んでくれた時に、その人が言ってた通りのことが起こりました。

気をつけろと言われた時点では、何をどうしたら良いかわからなかったのですが、波動的みていれば、回避したり、軽減する対処法が分かったかもしれないですね。

 

イ:動物の気持ちが分かる人っているんですね!

 

三つ目は、「毎日、神棚や仏壇に家族の名前を出しながら、一人一人が無事である感謝の言葉を言っていますが、亡くなった方の名前も言っても大丈夫ですか?そちらでお守りくださりありがとうございますと唱えてもいいですか?亡くなった方の前後に生きている方の名前を出しても大丈夫ですか?」です。

具体的な作法へのご質問と言えますでしょうか。

 

棟方:宗教的に見れば色々作法があるのかもしれませんが、波動的に見ると、その人の思い一つです。故人や目に見えない世界の采配に、感謝をすることも良いことです。

それと同時に、生きていることをしっかりやることが大事なので、故人との思い出や繋がりを大切にしていたら、ちゃんと見守られているので、細かいことを考えすぎず、自分らしく生きてください。それが、次元の違う高い世界へ行った故人の願いでもあるはずです。

頑張ってください。

 

イ:繋がる思いがあるのですね。私も子供の頃、よく大好きだったおじいちゃんを心の中で頼ってました。あれは、ちゃんと繋がっていたのですね。なんだか、ちょっとしんみり。

 

棟:笑笑

 

イ:おじいちゃん、甘栗やポテチをよく食べさせてくれたので大好きでした。笑笑

 

さて、にらちゃんさん、いかがでしたでしょうか。

他にも亡くなられた方への思いを持っている方々は多いと思います。

心がウロウロ整理のつかない時、先生のこのお話を思い出してくださいね。

 

 

さて次は、誰でも気になる事ナンバーワン、ずばり「金運」です。

 

棟:まず、お金を持っている人って金運のことなんて言いませんよね。

 

イ:確かに!

 

棟:「金運、金運」と言っているのは、「お金のない」人ですよね。

 

イ:確かに!

 

棟:「金運」を欲してる人は、傾向として幅が狭いです。

なんていうか、「お金」のことばかりで余裕がないです。

よく考えてみてください。

願望って、満たされてる時って、そのことは言わないですよね。

お金持ちが、初詣で「金運アップ」ってお祈りしないでしょう~。

 

イ:確かに。

健康な人って、健康になりたいって言わないし、素敵なパートナーがいる人は、マッチングアプリになんて興味もない。笑。

 

棟:原理だね~。

もちろんね、病気の人が健康になりたいのも、パートナーが欲しい人が良縁を願うのも当たり前ですよ。じゃあ、病気が治りたい人は、病院へ行って、薬を飲みますよね。

良縁が欲しい人だって、女の人なら、綺麗になろうとか色々努力もするでしょう。

そこには、多かれ少なかれ内容がありますね。

 

イ:はい。

 

棟:あと、「金運」については、願望を言わなくなるのがいい状態です。

 

波動的には、「来た!あるんだ!」の方が、「欲しい」よりいいです。

「欲しい」は「無い」ですから。

 

「金運が良くなりますように」より、「金運がよくなった」がいい。

もっといいのは、「金運がよくなって家がある」とか、もっともっといいのは「家がある」と思う。もう、「金運」の「き」もないけど、内容があるね。

 

捉え方ひとつです。どの位置にいるかだよ。

 

イ:捉え方ですか。

 

棟:現実的には、お金というのは、Aという場所からBという場所へ移動するだけなんです。

「金運」が口癖みたいになってる人は、お金が移動する方法がすっぽ抜けてる。

 

サラリーマンなら出世、転職がよりお金を多く得るために考えられる。

自営業なら仕事を増やしたりだね。

 

人によってお金との関係も違うから、まず、内容を把握した方がいい。

 

イ:内容を把握ですか。

 

棟:うん、つまりね、コンセプトをつけるんだよ。内容ね。

それが無くて「金運」って言ってる人は、薄っぺらいね。

 

例えば、出世してサラリーをあげようというコンセプトがあれば、どうやって出世しようか考えるでしょ。道を見つける。その道が必然の位置になって、出世できる可能性が出てくる。

 

あとね、お金だけを望むと、お金の悪さも引き寄せてしまいますよ。

お金の波動にもいい波動と悪い波動がある。

悪いものを集めると、自分が悪さにやられる。

それを変えるためには、お金の集め方を変えてゆくことが必要です。

 

イ:何事も内容の質は大切なんですね。

 

棟:お金は生きる上で必要です。

しかし、これからの時代は、物質的な物だけじゃだめです。

コロナ禍になり、実際に、世の中が変わり始めています。

 

ものを作れば売れる時代は昔の話です。

人の必要を満たしてないものは、売れません。

お金やものだけでなく、人との絡みが必要な時代になってきていますから。

 

イ:なるほど。

しかし、そうは言っても、神社で神様に「金運」、「健康」、「家族安泰」、「良縁」等を

お願いしたくなる気持ちもわからなくは無いのですが、お願いしちゃだめですか???

 

棟:最初のテーマ、にらちゃんさんの質問でも言いましたが、お願いしていいかとかは、ある意味で作法みたいなことですよね。

いいか悪いかは、その人の思いひとつという部分がありますね。

例えば、病気の人が病気が治りますようにと神様にお願いしただけで、医者から処方された薬を飲まなかったら、治りませんよね。

お願いすることで、心の向きをそっちに向けられ、内容を持つようにすれば、お願いしてはいけないということもないでしょう。

 

イ:占い師に良縁があると言われ、神社へ行くように言われ行ったら、風がビューっと吹いて神殿の中が見えて、良縁に恵まれたという人の話を聞いたのですが。

 

棟:そういうこともあるでしょう。

それは、必然と言えるかもしれませんね。

その人が人生で道をつけてきた中で生まれた必然です。

必然のタイミングで占い師にあって、神秘的な経験をしたんですね。

 

イ:さっきおっしゃってた、コンセプトを持ち、道をつけ、必然の位置にするということですね。

 

棟:起こることには、全て意味があり、必然です。

必然という観点から言うと、自然体が一番いいです。

 

イ:今、思い出しちゃったんですけど。。。

年明けて、近所のすっごくちっちゃい神社へお参りに行ったら、メインの拝殿の横にめちゃくちゃ小さい祠が人目を避けるかのようにあるんですよ。

そこの扉がいつもは閉まっているのに、パカーンと開いていて、その神社のお札が入っていました。神殿の中が見えた人のように、何かいいことあるでしょうか?

 

棟:人間の考えを超越したことに対して、絶対的な決まりや法則を知ろうとするより、その心持ちを必然に繋げてゆこうという気持ちがあれば、きっといいことありますよ。

神秘的な出来事だってたくさんありますからね。

けど、わからないことは、分かろうとしても仕方ないじゃないですか。わからないんだから。

人間側のできることは、心の向かう方向を良い方へ保つことですね。

想念ですね。想念はエネルギーですから。

 

イ:ここまでお話を伺ってくると、人の悩みや問題は千差万別ですが、心の持ち方、そして自分を生きる内容が大切と言うのは、原理的に着目する点なのかなあと思いました。

 

棟方先生からみなさんに何か一言お願いします。

 

棟:人生は終わりのない成長です。

成長のためには、聞く耳は大事です。

耳が痛いことほど、聞いた方が成長になります。

聞く耳を持ちましょう。

 

コロナ禍ですが、みなさまの幸せな一年をお祈りしています。

 

イ:ありがとうございました!

 

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コメント: 4
  • #1

    たまがわ じゅんや (火曜日, 12 1月 2021 20:42)

    とてもためになるお話ですね!

  • #2

    管理人 (水曜日, 13 1月 2021)

    @たまがわじゅんやさん
    はい!

  • #3

    wakana (土曜日, 16 1月 2021 16:47)

    いつも、有難いお言葉ありがとうございます!
    自然体で、謙虚に、目の前のことに一生懸命やって、笑顔�で、また明日から、頑張りますV

  • #4

    管理人 (日曜日, 17 1月 2021 23:16)

    @wakanaさん
    コメントありがとうございます。
    無理しすぎずに、笑顔で頑張ってください♪