JR熱海駅から2kmほどの伊豆山神社の参道の始まりは、山の麓。
海抜170mにある本殿までは、800段以上の階段が続き、そこから本宮までは更に山道を片道1時間ほど歩くそうで、ひと山丸ごとが神社になっています。
今は、どこの神社にもお社がありますが、古代は岩や木、山そのものが信仰の対象だったので、伊豆山神社を最初からしっかりと参拝すると、古代の人の信仰の感覚がちょっとわかるかもしれませんね。
実は、私は楽をして、本殿裏の駐車場まで車で上がり、小泉今日子さんが奉納した鳥居をくぐり、本殿のある場所まで行きました。
源頼朝と北条政子が座って語らった石、神様が降り立つと言われる光石を撫でつつ、太陽の光きらめく相模湾を一望しただけで帰ってしまいましたが、次回は、麓から本宮までを是非、登ってみたいと思っています。
というのも、以前秋の行楽シーズンのピークの週末、東京の西の高尾山に登った時、
ここは原宿か?と言わんばかりの人混みにもかかわらず、とても気分がよく、山の力ってなんてすごいのだろうと思ったことがあるのです。
それならば、伊豆山の地底から箱根の芦ノ湖まで尾を伸ばすという赤白龍に守られ、本殿のあたりで既に力強く清浄な空気に包まれる伊豆山神社も、特有の山の力がきっと有るに違いありません。それを是非、体験してみたいと思っています。
伊豆山神社ホームページ https://izusanjinjya.jp
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